舌切り雀

昔々、心の優しいおじいさんと欲張りなおばあさんがいました。おじいさんは雀を大事に飼っていました。おじいさんが出かけたある日雀はおばあさんが作ったノリを食べてしましました。起こったおばあさんは雀の舌をはさみで切って、外へはなしてしましました。それを聞いたおじいさんは心配して雀を探しに行きました。おじいさんが藪の奥に雀たちの宿を見つけました。雀は廼利を食べてしまったことを謝り、自分を探してくれたおじいさんに感謝を伝えました。雀たちはおじいさんに御馳走を用意し歌や踊りでもてなしました。その後お土産として雀は大小2つの箱を用意しました。おじいさんは年を取っているかと小さい箱を持ち帰りました。家に帰って中身を見てみると金銀、宝石が詰まっていました。それを見たおばあさんは雀の宿に行き大きな箱を強引に受け取り帰り道の途中で箱を開けてしまいました。すると、箱の中から怪物が出てきておばあさんは腰を抜かしてしましました。

紹介:川原千尋

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